「メンテの少ないテスラだから整備も簡単なのでは」——そう思ってたのに、実際にやってみたら全然そんなことなかったです笑
以前、BMW i3のエアコンフィルター交換でめんどくさい目にあったのに、またです(泣)。
しかしフィルター自体はそこまで高くないし、ディーラーに頼むと工賃がもったいないので今回はDIYを選択。でも作業してみると、あちこちに「なんでこうなってるの?」と突っ込みたくなる構造でした。
この記事では、実際にやってみてわかったモデル3のエアコンフィルター交換の手順と注意点、おまけでエバポレーターの中も覗いてみた話をまとめます。
そもそもエアコンフィルター(キャビンエアフィルター)とは?交換時期は?
エアコンフィルターは、車内に入ってくる空気を浄化するフィルターです。テスラではこれを「キャビンエアフィルター」と呼んでいます。上下2枚セットで入っており、花粉・ホコリ・排気ガスなどを車内に入れないようにする重要なパーツです。
テスラ公式の推奨交換時期は2年ごと。走行距離よりも期間で管理するのが基本です。フィルターが目詰まりすると、エアコンの効きが悪くなったり、エバポレーターに汚れが溜まる原因にもなります。
費用は社外品であれば仕様次第で値段の幅がありますが、2枚セットで2,000〜6,000円程度が相場。ディーラーに頼むと部品代+工賃で6,000〜10,000円前後かかることもあるので、DIYのメリットは十分あります。

用意するもの
まずは道具と部品を揃えます。
- 交換用キャビンフィルター(2枚入り)
- T20トルクスドライバー(またはラチェット)
- 内張りはがし(クリップはずし)
- ライト(懐中電灯やヘッドライト)
T20トルクスドライバーは必須です。普通のドライバーでは絶対に外せません。板ラチェット型やL字のドライバーがあると狭い場所でも回しやすく作業がぐっと楽になります。フィルタによってはトルクスレンチが同梱されているものもあるようです。
相変わらずアリエクの安さは凄まじいです・・・

実際の交換手順
助手席足元のパネルを外す
作業はすべて運転席側の足元から行います。まずシートをめいっぱい後ろに下げておくと体の入れ方が楽になります。

パネルには4か所のクリップと1本のT20トルクスネジで固定されています。内張りはがしでクリップを外し、T20ネジを外したら、パネルをゆっくり手前に引いて外します。このとき、足元ライトの配線コネクターがつながっているので、引っ張って断線させないよう注意してください。コネクターを先に外してからパネルを完全に取り外しましょう。


側面カバーも外す
運転席ドア側の側面カバーも外す必要があります。シートをめいっぱい後ろにした状態で、内張り剥がしや手をカバーの奥に差し込んで手前に引くと外れます。差し込み金具で止まっているだけなので、コツをつかめばパコッと取れます。

こちらもご参考。

T20ネジでフィルターカバーを開ける
ここが一番の難所です。私のモデル3(2022年式のRWD)ではフィルターカバーがT20トルクスネジで固定されています(しかも上側)。場所が奥まっていて、かなりきつい体勢を強いられます。膝をついて頭を突っ込む感じで作業することになります。


フィルターを取り出す
フィルターは上下2段に入っています。上のフィルターを先に引き出し、次に下のフィルターを上方向に持ち上げながら引き出します。引き出し用のタブをしっかり持って、無理に引っ張りすぎないようにしましょう。タブがちぎれると次が大変です。
今回もニッパーでタブを持って引っ張り出しました。


フィルターの汚れ具合は使用期間や環境によってかなり違います。虫や葉くずが挟まっていることも珍しくないので、取り出したらすぐに確認してみてください。


新しいフィルターを入れる
新しいフィルターを入れるときは
- 向きに注意
- 引き出し用のタブは上側・手前側にくるように入れる
に注意。
特にタブ。
向きを間違えると、次回交換するときにフィルターが取り出しにめちゃくちゃ苦労すると思います。

ついでにエバポレーターも覗いてみた
フィルターを外した状態だとエバポレーター(冷却フィン)の中が見えます。スマホのカメラを突っ込んで写真を撮ってみたところ、きれいな状態?なのか?、特に気になる大きな汚れやゴミ、フィンの歪みはありませんでした。

エバポレーターが汚れてくると、雨の日や湿気の多い日にエアコンをかけたとき、カビ臭いような独特の不快なにおいが出てきます。少しニオイが気になっていたので今回エアコンフィルタ交換をしたのですが、予想通りフィルタではなく、エバポレーターが原因っぽいです(泣)
今思えばスプレー式の洗浄剤だけでもぶち込んでおけばよかった・・・まあ今年は温風乾燥でごまかして、来年フィンの掃除もやってみようと思います。
作業してみた感想:BMW i3より大変かも?
以前のBMW i3のフィルター交換も大概でしたが、モデル3も負けず劣らず手間がかかります(国産が簡単すぎる!)。足元に頭を突っ込んで作業する姿勢がとにかくきつい。T20ネジの位置が絶妙に遠くて、普通のドライバーだと腕の角度が限界に来ます。あと、ボルトを落としてしまうと大変なことになるので、メンタルも削られます・・・
それでも、ディーラーに頼むと数千円〜1万円かかる作業が、自分でやれば部品代だけで済む。ついでに愛車のコンディションも見れる。1時間弱の作業で達成感もあるので、DIY好きな方にはぜひ挑戦してほしいと思います。


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