「においもしないし、まだ大丈夫かな」——そう思ってそのまま乗り続けていませんか?
私も同じくです笑。特ににおいや風量など不具合はなかったのですが、気づいたら交換した記憶が1年以上ない。 さすがにまずいと思い、BMW i3のエアコンフィルターを自分で交換してみました。
結論から言うと、正直なかなか大変でした。
他の車と違って内装の分解が必要で、工具もいる。作業性もかなり悪い。 ただ、一度やれば構造がわかるし、ディーラーより大幅に安く済みます。
この記事では、(右ハンドルの)BMW i3のエアコンフィルター交換手順を、実体験もまじえて正直に解説します。
※左ハンドルであればもう少しラク・・・なはず(海外のYouTubeを見て思いました)。
そもそもエアコンフィルターはどれくらいで交換するものなのか?
一般的な推奨交換頻度は 1年ごと または走行距離10,000kmごと
多くの国産メーカーやカーショップが推奨する交換頻度は、1年ごと または走行距離10,000kmごとです。 オートバックスなどのメンテナンス情報でも、この目安が広く使われています。
BMWの推奨はやや長めで 2年ごと または走行距離30,000kmごと
一方、BMWの推奨は2年ごと または走行距離30,000kmごとです。 フィルターの性能が高いこともあって?、やや長いサイクルが設定されています。(BMWはオイル交換も期間長めなイメージ)
私の場合
不具合はゼロでした。においも風量の変化も特になし。 でも、確実に1年以上は交換していない。記録を掘り起こしたらもっと経っていたかもしれません。
一般的な目安の「1年」はとっくに超えていたので、予防的なメンテナンスとして交換を決めました。 不具合が出てからでは遅い。特にエアコン関係は、劣化が進んでも気づきにくいものです。
BMW i3のエアコンフィルター交換に必要なもの
フィルター(部品)
Amazonや楽天で「BMW i3 エアコンフィルター」「BMW i3 マイクロフィルター」などと検索すれば対応品が見つかります。BMW i3(型式:I01)のエアコンフィルターはMINIと共通みたいですね。
・純正品(BMW製):3,000〜5,000円前後
・社外品(MANN・BOSCH・DENSO・MAHLEなど):2,000〜3,500円程度
フィルターは2枚セット品の購入が必要です。理由は後述しますが、i3のフィルターは上下2段構造です。
私はMAHLEを購入しました。値段まあまあ、評価もまあまあでしたが、しっかりとi3が適合車種に記載あったのが決め手です。
必要な工具
ここが一般的な国産車などと大きく違うポイントです。工具が必要です。
・トルクスドライバー(T20またはT25サイズ):フットレストのネジに使用
・内装剥がし(あれば作業が楽になる):クリップ外しに
「エアコンフィルタ交換は工具不要で交換できる」とよく書かれていますが、i3には当てはまりません・・・・・フットレストを固定しているトルクスネジを外す必要があるので、トルクスドライバーは必須です。
トルクスドライバーはホームセンターやAmazonなどで500〜2,000円程度から手に入りますが、マルチなセット品でも作業的には問題ありません。持っていなければこの機会に揃えておくと、今後のDIYでも役立ちます。私はいつものやつを使います。
これほんとに便利で、ほとんどの作業をこなせるし使い勝手も良いので、重複している工具はすべて売っ払いました。
i3のエアコンフィルターはどこにある?
場所が独特すぎる
右ハンドル車も左ハンドル車も場所は右側の足元センターコンソール側にあるのですが、右ハンドル車だと 運転席側のフットレスト横、ペダル周辺の内装奥に設置されています。
これが、作業性がとにかく悪い。 狭い空間に顔と手を突っ込んで、内装を何枚か外しながら奥のフィルターにアクセスする必要があります。
「エアコンフィルター交換だけで、この面倒くささ。国産に比べて設計が悪い」——他のi3オーナーのレポートにも同じ感想がありました。まったく同意です。でもいいんです。カーボンボディですから。
BMW i3 エアコンフィルター交換の手順
作業時間の目安は1時間です。慣れれば短くなるとは思いますが、年に一回あるかどうかで慣れもくそもないかもしれません・・・笑
ステップ1:ペダル上のパネルを外す
まず運転席足元、ペダルの上にあるパネルを外します。 手前の左右2か所がクリップで止まっているだけです。 その部分を下に向かって引けば外れます。
内装剥がしがあると簡単に作業できます。
・ピンク◯:クリップの位置。ここを意識して引っ張る。
・ブルー◯:コネクタを外す必要があります。

ステップ2:センターのパネルを外す
次に、その奥のセンターパネル(網状のカーペット素材のもの)を外します。 これもクリップのみで固定されているので、手前に引けば外れます。 力はそれほど必要ありませんが、ここも内装はがしを使うとラクです。


ステップ3:フットレストのトルクスネジを外す
ここでトルクスドライバーの出番です。 フットレストは左側の2か所がトルクスネジで固定されています。 このネジを外します。

フットレスト本体はカーペットと一体化しているため、完全には取り外せません。 中のクッション材だけを外す形になります。

ステップ4:フィルターカバーを開ける
クッション材を外すと奥にフィルターカバーが見えます。 カバーのクリップを奥に押し込むと開きます。
カバーは外せないので、養生テープなどで固定してしまった方がこの後の作業がやりやすくなります。

ステップ5:フィルターを取り出す(上下2段)
フィルターが見えたら引き抜いていきます。
ここで重要なポイント。BMW i3のフィルターは上下2段構造です。
まず上段を手前に引き抜き、次に下段を「持ち上げながら」引き抜きます。 下段は少し引っかかりやすいので、無理に引っ張らず持ち上げる動作を意識してください。
フィルターに引き出す為のヒラヒラがあるので、そこをペンチなどで掴めば取りやすいです。

空気の流れは奥から手前方向です。 取り出したフィルターを見れば、汚れの付き具合がよくわかります。旧はデンソー製でした。



ステップ6:新しいフィルターを差し込む
新品のフィルターは硬くて、思ったより挿入しにくいです。 古いフィルターはへたって柔らかくなっているので、その感覚で挿入しようとすると苦労します。
下段から先に入れ、次に上段を差し込む順序で入れます。
ステップ7:逆の手順で戻して完了
カバーを閉じ、フットレストのウレタンを戻してトルクスネジを締め、パネルを2枚戻せば完了です。
エアコンをつけて動作を確認してください。 風量が正常であれば問題ありません。
ディーラーに頼むといくらかかる?
BMW正規ディーラーにエアコンフィルター交換を依頼すると、工賃込みで10,000〜20,000円が相場です。内訳は、フィルター部品代+工賃です。ディーラーは純正部品を使うため部品代もそれなりにかかります。
一方、社外品フィルターを自分で購入すれば3,000円前後。 DIYに切り替えるだけで、1回あたり7,000〜17,000円の節約になる計算です。
「1時間かかる作業に1万円以上払うのか」と思えばDIYのハードルも下がります。 一度構造を理解してしまえば、次回からは作業時間もぐっと短くなります。
(結構面倒なので本当は作業を依頼したい・・・・汗)
まとめ
・一般的な推奨は1年または10,000kmごと。BMWは2年または30,000kmが目安
・不具合がなくても早め早めで交換するのがベター
・右ハンドルi3のフィルターは運転席足元のフットレスト横。かなり作業性が悪い
・内装パネルを2枚外し、フットレストをトルクスネジで外す手順が必要
・工具はトルクスドライバー(T20またはT25)が必須。内装はがしもあればベター
・フィルターは上下2段構造。上から外して下から戻す
・ディーラー費用は10,000〜20,000円。DIYなら3,000円程度
「こんな場所にあるのか」と最初は驚きましたが、手順さえわかれば難しくはありません。 BMW i3オーナーの方、ぜひ一度自分でやってみてください。面倒なだけに達成感はあります!!


コメント