はじめに
うちのロボット掃除機の一員であるSO-ZIは10年くらい前にエネループ化してあります。専用のバッテリーを単3電池化することでエネループなどの充電池を使えるようにしました。
いや、書いてて思ったのですが10年以上も使ってるんですねぇ・・・
なんでエネループか
ルンバもそうですが、大体の方が
『交換用の純正バッテリーが高い!』
と感じてるのではないでしょうか。
それもありますが、SO-ZIは結構古いモデルなので(2007年発売)、バッテリーを買うことすら困難!それに対してエネループであればよっぽど無くならないですからね。1.2Vである必要はありますが、他の充電池でも使えますし。
どうやる?
とにかくグーグル先生に聞きまくり/調べまくりました。ルンバのバッテリーを汎用の充電池に変えてる人は結構見つかりましたが、SO-ZIはマイナーな存在なのでなかなか事例が見つからない中、あるサイトで発見しました。
バッテリーの中身をエネループにするのではなく、ボックスごと作り替えてそこへエネループを搭載する形。充電の仕方は変わらない為、とてもハードルが下がりました。
多少の電子工作は必要ですが以下工程で作れます。
1.電池を用意
SO-ZIの純正バッテリーは14.4V駆動なので、1.2V単3充電池を12本。
2.電池ボックスを用意
6本収納できるものを2個。これを両面テープなどで貼り付けて合体。配線を直列になるようつなぐ。
私はマルツでSN3-6Aというものを入手しました。3本x 2列のがいいです。
3.SO-ZIへの配線作製
上の写真に載ってますがSO-ZIへとつながるコネクターと、電池ボックスからの配線をつなぎます。私はハンダ付けした後にホットボンドで固定しました。
コネクタはこちら↓。SO-ZI側のコネクタとピッタリ合います。
4.SO-ZIにおさめる
あとは電池をボックスに入れてSO-ZIに装着します。私が作ったボックスだと横の寸法がピッタリすぎて全く動かないのですが、グラグラの場合はスポンジなどを隙間に詰めて固定した方がいいと思います。
充電時間や稼働時間
充電時間は純正バッテリーとあまり変わらないです。MAXで8〜10時間ほど。
稼働時間は・・・純正バッテリー新品を使ったことがないのでわかりませんが、新品エネループ+しっかりモードで60分以上稼働します。説明書によると純正バッテリーも60分のようなので同等です。
一応たまにエネループだけでリフレッシュしてますが、うちの使い方だと1.5〜2年くらいは使えます。ただ、劣化してもSO-ZIでは使えないだけで、リモコンや電池式ライトなどにはまだ使えます。
今後
予備機も買ってあるし、今後も完全に壊れるまで使いたいと思ってますがどうですかねぇ・・・
結構うるさいし、ブラシがないのでカーペットは苦手、もちろんマッピング機能などないSO-ZIですが、バッテリーだけはほぼ無限に交換可能です笑
まあ日本の家はほとんどがフローリングだし、SO-ZIは日本家屋向けかなと思います。問題はホント騒音ですね・・・バンパーセンサーもないので壁にはガンガンぶつかりまくりだし、前述の通りファンの音もうるさいです。
魔改造して何か能力を付加できたら面白いかなと思ってます。
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