RX-8のハイビームが弱いことに気づく
私は田舎に住んでいるのでハイビームをよく使います。今ついてるバルブは色は白くて一見明るそうに見えるのですが光量が足りないのか、ハイビームを点けても大して効果がない。(=遠くが照らせない)
バルブを見てみるとおそらく「高輝度!」「xxx W相当!」という謳い文句で売られてそうな非純正のバルブがついていました。こいつを変えてみます。
セール中の格安LEDを試す
楽天やAmazonなどを見ていると年末のおかげかセール中の製品があったので購入。LTONXENというメーカーのもので、6500Kを謳ってます。箱はベコベコでしたが中身は問題ありません。2000円ほどでしたので過度な期待はしていませんが、もしかして・・・という期待はしています笑
それにしても安い!ハロゲンより安い。
RX-8のハイビーム交換
RX-8はハッキリ言ってヘッドライト周りの整備性はかなりキツイです。バルブ変えるのに周辺機器を外したりタイヤ外したりと大変です。昔のクルマはホントカンタンでしたね。
まず左側から ヒューズボックスの蓋を外す
まずは左のハイビームバルブを交換するのでヒューズボックスのフタを外す。フタ側のクリップを押さえればカンタンに外せます。矢印のとこから手を突っ込んでバルブを交換します。
カプラ外す → バルブを外す
せまくて大変ですが、作業自体は難しくはないです。
・カプラの爪をおさえる
・カプラを引き抜く
とまずはカプラが外れます。
カプラが外れればあとはバルブを反時計回りにひねればバルブが外れます。
穴に引っ掛けたり、バルブ本体に触れないように注意しましょう。
ついていたバルブはIPFの社外品 12V/55W
正体はIPFのH11/H9兼用品でした。H9とかH11とか私のようなオッサン世代には知らん形式でしたので調べてみました(私らにメジャーなのはH4とかH3C)。H8/H9/H11で互換性があるようですが微妙に違いがあるようです。
- H8:12V/35W
- H9:12V/65W
- H11:12V55W
RX-8純正はH9なので車体側から発揮できるパワーは65Wです。そこへ12V/55WのH11モノを取り付けてるのだから若干暗いのも納得。
ハロゲンと今回のLED仕様を比較
謳い文句通り発光点の位置はほぼ同じ。10mmほど後ろが大きいのでクルマによっては干渉するかもしれません。
問題が発覚! 正しい向きに取り付かないので交換を諦める
LED品は大抵のものが発光体を回転させる事が出来、取り付け後に発光体を地面からほぼ垂直にする必要があります。
のですが・・・RX-8は取付部が混みあっており、正常な向きに取り付けるとワイヤーASSYと干渉!発光体とカプラ接続部は固定なのでどうしてもこの向きにしか取付け出来ずでした。この向きではまともな配光が出来ずハイビームとしての役割を果たせません。
残念ですが元に戻しました・・・
返品するか? → i3のハイビームがRX-8と同じH11だと気づく
やってしまった・・・ちゃんと調べときゃ良かった・・・と後悔していると、
「i3も新し目のクルマだしワンチャンあるのでは?」
と調べるとビンゴ!H11でした。転用できる!
i3のハイビームを交換する
まずはハンドルを最大まできる
i3のハイビームはタイヤハウス裏からアクセスできます。その為にまずはハンドルを最大まできって手を突っ込めるスペースを作ります。
メンテナンス窓を外す
隙間から除くとタイヤハウスにメンテ窓があるので、これまた反時計回りにまわして外します。
バルブの向きがいい感じに付く
i3はこの位置で固定です。ということは発光体の向きも特に調整要らずということです。
やったぜ!
スペースもたくさんあり非常に作業がしやすかったです。元のバルブにはGERMANY表示があったので純正のままだったのかな。
LEDバルブの効果や色
6500Kというだけあって白いです。青さは感じません。もっと真っ暗闇に行った場合に遠くまで照射できるかどうかですね。
外観はこんな感じ。写真だとわかりづらいですが、ハロゲンはもっと電球色、LEDは真っ白です。
RX-8のハイビームはLEDのカプラ別体式か、ハロゲンのままが無難
だいぶ長くなってしまった・・・わかったのは
- RX-8のハイビームLED化は注意!カプラ別体式か高効率ハロゲンが無難
- 諦めない!
でした。
1つ目はRX-8に限らず、最近の車種は皆エンジンルームがタイトなのでどのクルマも注意でしょう。事前に口コミやサイズをよく測った上で購入しないと返品することになります泣
最近のLEDはめちゃくちゃ安いのでつい調べずにノリで買ってしまいがちですが笑、あとで後悔することになるので今後気をつけたいと思います・・・ではまた。
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