うちのi3純正ナビの地図は古いまま、更新も出来ない
そう、古いのです。この時代に10年以上前の道路情報は危ないレベルかと。
それなりに安価に更新できればいいのですが、現時点では更新すら許されません。
ということで我が家ではiPhoneでのGoogleナビが通常でした。機能には特に不満はないのですが、やはり「画面が小さい」というのがナビとしては結構なストレスです。画面はデカいのが正義!!
スポーツカーであるエイトですらCarPlayはついてるのでなんとかしたい!
私はナビがないと前に進めないので、デカい画面のナビがなんとしても欲しい!!!
検討の結果、安定の純正CarPlayを選択
そうと決まればあとは進む(買う)のみ、いくつか検討して純正CarPlayへの課金を決意しました。
BMW純正のCarPlayに課金する
これが一番固い。なんといっても純正ですから。使い勝手などのインターフェイスは一番(のはず)。
払いきりですが、¥35,000ほどします。まあそれなりにお値段しますが、ちょっといいAndroidナビを買ったりすることに比べれば安い。ソフトウェアアップデートなので工賃も無いし。
TESLA風の画面を追加する
一番夢がある。これで車両情報を読めたり操作できると最高だが、今の私にはそんな技術はない・・・。
テスラナビという名称で本当にやってるお店があるようです。動画を見るとエアコンの操作も可能。お店だとお値段は車種によりますが、20-40万くらい?i3は例を見たことなし。i3だと純正ナビ画面を外して大型化するイメージかな?
めちゃくちゃカッコよくなりそうだが高すぎる・・・・・
Androidナビを取り付ける
TESLA風のもっと簡易バージョン。106はこれでした。既存のオーディオと入れ替えるだけなので難易度は易しく、使い勝手もOK。YouTubeも見れる。今はこれの13インチもあったりして進化がすごい。国産ではなくて中華のAndroidナビなら数万円。もちろんCarPlayやAndroid Autoも使えます。i3での問題は・・・・オーディオがdin規格ではないので取り付け方が難しそうです。まあdin規格だったら既にこれがついてたと思います。
iPadなどを追加する
後付け感満載になるのでダサいがすぐ出来る。機能も問題ない。ホルダーを用意すれば即搭載可能。iPad(しかも使ってない・・・)はあるので投資が最安なのはこれ。ただ、乗り降りの度にiPadを外すのがめんどくさい。
2014年式のi3はBMW純正CarPlay非対応と発覚
普段 i3を運転するのは嫁さんということもあり、手堅く純正にすることにした・・・・のですが、実際に購入しようとストアへ行くと、これまたうちのi3は対象外とのこと。昔はアプリから購入できたような気がするが・・・・
これで振り出しに戻る。
アリエクで後付CarPlayシステムを発見
でもやっぱり純正のCarPlay欲しい!裏技でなんとかならんのか!!と海外のYouTubeを徘徊していると発見しました。
ROAD TOPというメーカー?がリリースしているコネクタの間にかませて制御するタイプのものです。Amazonではドイツ車に注力?してるようで、メルセデス、BMW、アウディの御三家の取り扱いがほとんど。少し古いタイプの車にも対応してるのが嬉しいところです。
アリエクを見ると2万円台で発見したのでそちらを購入しました。ブツの到着まで1ヶ月くらいは待つと思ってましたが、なんと1週間で届きました。しかも箱がほぼ無傷! 順調なスタートです。
いやあそれにしてもアリエクはなんでもありますね。楽しそうなガジェットや魔改造部品がたくさん転がってます。
取り付ける
開封
この通り、日本で買ったかのようなキレイな箱です。中身もすべて揃ってました。
下準備
各バッテリーを外します。12Vはもちろん、動力用の高圧電源もシャットしました。
リアシートを外す
このへんから手を突っ込んで上に引き上げると座面が外れます。
スカッフプレート周りを外す
あとで配線をリアシート下→画面のところへ通すのでここも空けておきます。
音がバキバキ豪快に響くのでビビりますが、ひるまずに進みます。
こんな↓仕組みなので引き上げただけでは外れません。こういう構造のスカッフプレートは初めて見ました。
リアシート〜スカッフプレート間のこの部品も外します。クリップを外したら上に引き上げ、車両前側に引っぱると外れます。
ダッシュボード下のプレートを外す
ネジ2つを取れば外れます。
ダッシュボード下のガーニッシュを外す
外さなくてもいいですが、外した方が絶対に配線などの作業をしやすくなります。
足元のガーニッシュを外す
ここが鬼門です。↑のガーニッシュを外さないと上のネジを取るのにめちゃくちゃ苦労します。
ダッシュボードを外す
ネジカバーをまず外します。うちのは既に1つ失踪してました。
お次はネジ自体を外します。うちのは1つ違うものに変わってたので、開腹経験ありのようです。
このセットが相変わらず最高です。ラチェットのコキコキ感がたまらん。今回みたく狭い場所での使い勝手もヨシ!ちょっと高いのが弱点・・・・
引き抜くのに少しコツがあります。
取れるとこんな感じ。写真に撮りそこねましたが、グローブボックスにカプラが2つあるので注意です。体勢がきついですがグローブボックスを抱えながらカプラを外します。あとでこの中にて作業するのでマスキングしておきます。
ディスプレイと純正ケーブルを外す
裏を覗くと化粧カバーがあるのでこれを精密ドライバなどでこじって外します。画面を外すので下にタオルなどを敷いておきます。
カバーを外すとネジがあるのでそれも外すとあとはハマってるだけなので、上に持ち上げればディスプレイが外れます。
写真が飛んでしまってますが、ここでディスプレイにつながるケーブルをグローブボックスへ引き抜き、代わりにRoad Topのケーブルをディスプレイ側へ通します。ディスプレイ〜グローブボックス間が狭いので、カプラを通すのに結構苦労します汗
制御ユニットへカプラをかませる
リアシートに戻ります。でっかいカプラを引き抜きます。ちょっと固いですが、頑張って外します。
外したカプラ間へRoad Topカプラをかませます。うまいこと周りの配線を慎重に整理します。
コントローラーを設置
各カプラをコントローラへ接続し、グローブボックス内へ設置します。ここだけあまり写真を撮っておらず・・・
あとはすべてを元に戻していけば完成です。
なお、戻す前に12Vを復旧させて動作確認をした方が幸せになれると思います。
良い点/悪い点あるが、概ね満足!
良い点
- やはり大画面でのGoogleナビは正義です。見やすい。
- 無線のCarPlayって便利
車に乗る → 起動 → 無線でiPhoneと車がつながる → CarPlay起動
という流れでCarPlayが立ち上がります。
エイトは有線のCarPlayなのでこれは地味に便利でノーストレスです。iPhoneのバッテリーの減りは早くなりますが、普段はMagSafe付きの充電器に張り付けてるのでそれも問題なし。 - 純正の操作感
BMW純正のCarPlayは使ったことないのですが、Youtubeなどを見ると純正と変わりありません。画面はタッチパネルではないので操作には物理ボタンを使うのですが、BMW純正のiDriveからの操作になるので違和感はありません。
残念な点
- YouTubeが見れない
一応このユニットで出来ることとして、アプリとしてYouTubeがあるのですが、私の環境ではうまく動作しませんでした。ログインまではいけるけど、動画を選択するとフリーズするかクラッシュしてしまう。 - たまにiPhoneとの接続に失敗する
一回失敗してしまうと再接続ができません。CarPlayの画面へ遷移せず純正画面のままになります。車を再起動すれば復活します。
まあでも総じて満足です。コスパもいい。もともとCarPlayさえ達成できればOKでしたので。ちょい古めのi3含むBMWへはもちろん、他車種でもおすすめな改造です。
アリエクを見ると古いLexusなどをテスラナビ風に出来そうなキットが並んでます。国内/海外仕様で配線の変更は必要そうですが、これも数万円なので夢が広がりますね!!!
すぐにRX-8用も探しましたが後期用はありませんでした(泣) やるなら今のDIN規格品オーディオの大型ディスプレイ化ですが、ステアリングリモコンとの連動など課題がありそうです。
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