はじめに
Switchは多くの人に愛されるゲーム機ですが、スティックの反応がおかしくなるという問題が発生することがよくあります。いわゆる「ドリフト」ってやつですね。
- スティックに触ってないのに右上に行ってしまう
- 上に傾けたら永遠に上に行く
などです。
ド定番の故障とも言えるこの問題について、どの交換用スティックを購入すべきかや、交換手順について備忘録として残します(次回また自分の記事見て直せる!)。
スティックが反応しなくなる原因
スティックが反応しなくなる原因は様々ですが、主な要因は長時間の使用による摩耗や、ゴミや埃の侵入による接触不良です。これにより、スティックが動かなくなったり、適切に反応しなくなったりすることがあります。
どの交換用スティックにするか
せっかく面倒くさい作業をしてスティックを交換するのだから、ある程度の信頼性はほしい。ので
- 新品のJoy-conを買う
がベストなんですが、もちろん高いです!そしてまた壊れます、たぶん笑
本体含めた部品取りという目線では美味しいのですが。
なので
- 金額
- レビューの評価
- 說明文のアピール
を見た上で修理用のサードパーティー製品を選ぶことにし、これを選びました。
いつもなら「最安」を選ぶのですが、
- 新世代構造(第4世代?)
- 過去トラブルを把握しフィードバック/サポートしている(売って終わりでない)
- 日本の中小企業が販売(中身は中国製と思いますが) → 日本企業の応援!
というのが選定の理由です。
日本語マニュアルや検査証もついてて好印象。
工具
- Y字ドライバー
- 00の+ドライバー
- ピンセット
があればOKです。ピンセット、よくおまけでついてるのはオススメしません。剛性がなくて掴みにくいことが多いです。
私はiFixitのツールセットに入ってたピンセット使ってます。
ドライバーについては、iPhoneやその他ガジェットをよく分解するのでこれ持ってます。だいたいのものはこれで分解できます笑
上のiFixitのもので十分なんとかなりますが買ってしまった笑
交換する
もうあとは交換するのみ。まずは外装固定のネジを外すx4。Y型です。
裏蓋を開く(完全に分離しない!)。ピックみたいので隙間に差し込んで開くキッカケを作るとやりやすい。ガバー!と勢いよく外すとリボンケーブルを壊してしまうのでゆっくり丁寧に。
バッテリーを外す。局所的に両面テープで固定されてるだけです。バッテリーを傷つけないように慎重に浮かしていく。
次は真ん中のフレームを外す。青丸3箇所のネジを外す。
ここでバッテリーからの接続を外すのがベターです(私はやってなかった・・・)。
真ん中のフレームを外した後。このフレームにもリボンケーブルあるので注意ですね。
スティックへの接続ケーブルを外す。軽く押し上げるとロックが外れます。下の青丸もついでに外します(これも外さないとスティック固定ネジが外しにくいので)。
やっとですがスティック固定ネジx2を外します。あとは慎重にスティックを外します。
新旧比較。右が新です。真ん中の形状がミソらしい・・・
あとは逆の手順に組み付け、キャリブレーションをすればおしまいです!
まとめと感想
スティックが反応しなくなるという問題は、Switchユーザーにとっては避けては通れない鬼門?ですね。ただ、今は安価で交換用スティックがどこででも売ってるので助かります。
私は少し高いのを買いましたが、部品だけなら1000円切るのもありますし、ツール付きでも1500円ですから、「修理が好き」、「とにかく安く復活させたい」なら今はいくらでも選択肢があるのが嬉しい。
この記事、同じような故障が発生した人の助けになれば幸いです!
おまけ
2000円出すならあと少し足して純正新品コントローラを買うのも手かなと思わないこともないです。
- 部品買う
- ツールも買う
- 分解して交換
という工程が必要ですし、自分の時間も使います。その上、
- メーカー保証/修理はできなくなる
- めんどくさい(これが一番かな・・・新品なら買ってきたらすぐ使える)
というデメリットもあります。私は修理が好きなので問題ないのですが、そうでない人や時間のない人もいるでしょうから・・・
ヨドバシや楽天の期間限定ポイント用途に悩んでる人には全然ありかと。
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