【TESLA Model 3】 Model 3 購入 39,200km

TESLA Model 3
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突然ですが、RX-8からテスラのモデル3に乗り換えました。

この記事では、なぜ乗り換えたのか、どんな車が候補に挙がったのか、そしてモデル3のどのグレードを選んだのか、備忘録的に詳しく書いていきます。

なぜ乗り換えたのか?

RX-8は、

  • とにかくロータリーが気持ちいい
  • 男はやっぱりマニュアル(MT)
  • 特徴あるフリースタイルドアと圧倒的な剛性感(当時)
  • キビキビとしたハンドリング
  • スポーツカーなのにファミリーカー

など、ワガママなスポーツカー好きにはピッタリな車です。
色々と書きましたがやっぱりロータリーエンジンがいいんですよ。ニッチな領域かもですが、ロータリーはエンジンかかる時の音が一番好きです。

この価格帯では最強だと思う

でも以下のことがあって乗り換えをしました。

先進性

テスラといえばやはりこれだと思います。

2016年にモデルSをアメリカのテスラディーラーで見てから、ずっとテスラのファンです。あんなクソでかいモニターは当時無いし、何といってもソフトウェアアップデートで機能が追加されたり、進化し続ける車って他にないですよね。当時は単眼カメラではありましたがオートパイロット(運転支援システム)などによる車の自律性を追求しており、人馬一体のRX-8とは真逆です。

当時は革新的だったデカモニター

維持費の安さ

私のRX-8は後期だったので維持費は普通の車と対して変わりませんでしたが、ガソリン代だけは普通の車とは大違いでした笑。まあ私の価値観においてはガソリン代はかなり優先度の低いものでしたが、数字にするとバカになりません。

一方、テスラはガソリン代(電気代)は半分以下、かつEVはメンテナンスがシンプル(i3は車検to車検でワイパー交換しかしてません)。このあたりはi3で感じたEVの良さで、長期的なコスト削減は大きな魅力になります。

そろそろお金も貯めないと・・・という言い訳も付け足しておきます。

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運動性能

テスラはスポーツカー並の動力性能を持っており、特に瞬発力とハンドリングは私のような素人には十分です。車重2トン弱あるくせにブレーキもまあまあ効くし、結構ぐいぐい曲がります。

テスラはそれに加え電気モーターの凄まじい瞬発力(トルク感)があって病みつきになります。i3の時にEVのこの魅力を知りましたが、テスラはそれを売りにしてるのもあって、一般道では本当に十分な加速を引き出せます。

まあ要は、新興メーカーのくせに「車としての出来が良い」のです。
※あくまで素人の意見です

高速もビシーーっと走ります

一般道ではRX-8の良さを引き出せない

私の中で大きな要因の1つです。

毎日峠道を通って通勤してますが、せっかくの楽しい道でRX-8を楽しめないのです。RX-8は法定速度でも十分楽しめるので(パワーないので・・・)、前に車がいなければヒラヒラと走れて最高の気分になれます。でも通勤路ってのはそんな甘くない笑。運よく気持ちよく飛ばせるのは2割くらいですかね。

道が楽しくても前が詰まってると・・・・

これが老いか・・・・・

もうアラフィフのオッサンに毎日のMTは大変なんです。

若い頃はそれが楽しくて楽しくて、今までずっとMT車に乗ってきました。それがだんだん1→2→3速にする「作業」みたいに感じてきてしまって・・・・・

馴染みの車屋さんも言ってましたが、40-50代で一回こういった感情に支配されるみたいです。そして10年くらい経つとまたMTに帰ってくるそうです笑。

RX-8 vs Model 3

ドライブがてら娘と一緒に、なんとなくテスラの試乗会へ行った時に

「やっぱテスラかっけーなー、今はいくらするんだろ?」

と思って調べ始めたのが始まりかな、と思います。

今見たらハイランドのパフォーマンスだった笑 当時は知識なく認識できず・・・

※なお、EVだからって「環境への配慮」などは全く考えてません。EVは原動機としての1つの選択肢と思ってます。

候補に挙がった車たち

乗り換えを決めた時、候補は全部テスラ。他メーカーの車は眼中になかったです笑。

モデルS

私の中のテスラといえばモデルSです。アメリカ時代からの憧れの車でしたが、ワンペダル走行、静粛性など私の要望をおりこむと2020年モデル以降となってしまって、価格が予算を超えてました。もう少し予算が潤沢なら…!あと、結構でかいので(全長5m、幅2m)日本では駐車場を選びます。

アメリカで初めてモデルS見た時、はじめてマセラティ以外のセダンをカッコいいと思いました。

ワイドアンドロー

モデルY

モデル3のSUVタイプ。実用性が高く、モデル3に近い価格帯。私の要望にはほぼマッチしてましたが、個人的にはやはり(ワイドアンド)ローなスタイルにこだわりたいので保留。日本での実用性でいえばモデルYがベストと思う。さりげなく前後アコースティックガラスなのは大きな利点。

世界で一番売れてるクルマになったモデルY

モデルX

一般的には「これがテスラ」として認識されてそうなくらい特徴的な「ファルコンウイングドア」を持つモデルX。これもかっこいいけど、とにかくデカすぎるし価格も高い。モデルSと同じ理由で私の要望をおりこむと、私のクルマへの投資予算を遥かに超えてしまいます・・・・・まあ6人も乗ることないし・・・・でも所有はしてみたいですよねぇ・・・・

ファミリーカーとして迎えてみたい笑

モデル3

価格、性能、デザインのバランスの良さ、そして私の要望や予算を叶えてくれるのはモデル3一択でした。運動性能も高く、日常使いからワインディングまで楽しめるまさに万能選手。最後までモデルSと悩みましたが、モデル3に決定しました。

アメリカから帰任する時、イーロン・マスクが「$35,000のテスラを出すぞ!」と宣言してたので待ってた車種でもありました。まあ実際には日本ではそんな安くなかったんですが・・・・・

赤キャリパーがカッコいい

選んだグレードとその理由

モデル3にはいくつかのグレードがありますが、私が選んだのは2022年式のモデル3 RWDです。理由は以下。

LFPバッテリー

RWDはLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーを採用しています。寿命が長く、充電の劣化が少ないのが魅力。通常、バッテリーは毎回100%に充電すると劣化が進む、と言われますが、LFPはそれが当てはまりません。

ちなみにテスラはどのバッテリー種でも寿命が長いという研究結果(走行実績)が多く報告されています。「48万キロ走行して12%しか劣化していない」なんていう凄まじい記録が・・・もうEVの弱点を覆すレベルです。それほどテスラのバッテリーマネジメントが優秀ということですね。

充電器のくせにかっこいいテスラスーパーチャージャー

価格の安さ

男ならパフォーマンスモデルが非常に魅力的ですが、「あの恐ろしい速さこそどこで使うんだ?」というレベルですし、かといってロングレンジほどの航続距離(500km超)も必要なし。なんと言っても予算を抑えたかったので・・・

リア駆動+軽量

後輪駆動の軽快なハンドリングが、RX-8の走りを彷彿とさせる!と思い込んでいます笑。モデル3の中では一番軽量(といっても1760kgくらい)な車重も相まって、コーナリングがめっちゃ楽しい!はず!

こんな道もリア駆動なら!

Ryzen搭載MCU3

2022年以降のモデルからRyzenプロセッサ搭載のMCU3(メディアコントロールユニット)が搭載されています。2021年まではIntelなのですが、比べるとかなり差があります。毎日使うものなのでストレスのないRyzen搭載モデルを選定。

テスラはしょっちゅうアップデートを入れてきます。下手すりゃハード的な性能が上がったりします。コロコロ仕様が変わる購入者泣かせな車です。いつ買えばいいのかわかりません笑

私が認識してるモデル3変遷↓

 2019ー2020:初代モデル。日本向けは当初からMCU2。
   ↓
 2021:日本向けは上海製になり、合わせ部(チリ)などの品質が向上する。ドアモールの色も変わる。
   ↓
 2022:MCU2→MCU3になる。テールランプなど外装もほんの少し変更される。
   ↓
 2023:ビッグマイナーチェンジ(通称ハイランド)により、ウインカーレバーが無くなったり、ひっそりとFSD(自動運転)制御のCPUがHW4と呼ばれる世代に変更される。

毎日使うものですからサクサクの方がいい

モデル3に乗ってみての感想

まだ乗り始めて間もないですが、モデル3は本当に私の人生の中では別次元の車です!笑

以下、インプレッションです。

加速の衝撃

グレード的には一番しょぼいRWDなのですが、、アクセルを踏んだ瞬間のトルクはRX-8とは比べ物にならないです。これはテスラ云々ではなくモータで駆動するEVの利点なのでしょうが、アクセルに対するレスポンスや細かさがエンジン車の比ではありません。モータのレスポンスは一度味わうと病みつきになります。

決してエンジン車をディスってるわけではなく、特性だと思ってます。ディーゼルエンジンとロータリーエンジンの違いみたいなもんです。

早く車高を落としたい・・・

静粛性

エンジン音がないのはi3で味わってますが、この年式のモデル3はアコースティックガラスと言われる2枚ガラスなので、静かな車内がさらに静かです。普段はもちろんですが、高速道路でもその効果を発揮します。音楽や会話に集中できるし、何気にテスラのサウンドシステム自体も結構豪華です(RWDでも8スピーカー、ロングレンジ/パフォーマンスは14スピーカー、ハイランドになると17スピーカーに!)。

オートパイロット

オートパイロットはさすがテスラといったところです。高速道路ではもちろん、一般道でもまあまあ使えます。高速道路の運転は本当に楽になりました。RX-8の「自分で操る楽しさ」とは別ベクトルの魅力です。

とはいえ、最近はどこのクルマにも似たような機能があるので大差はないのかも。先日乗った現行プリウスも十分な運転支援機能でした。

一般道での自動運転も可能なFSD(Full Self Driving)が待ち遠しい。

日本にはいつFSDが来るのか?

デザインとアップデート

モデル3のミニマルな内外装デザインは、シンプルなのに高級感があって好きです。ソフトウェアアップデートで新機能が追加されるのも、まるでスマホみたいでワクワクしますね。

ハイランドモデルになるとウインカーやワイパーのレバーも無くなってしまうので、慣れることが出来ない人は後付けで追加するっていうカスタムもあります笑

これだけで成り立ってしまうのがすごい

充電ライフ

自宅がガソリンスタンドみたいなモンです。帰ってコネクタをぶっ刺すだけです。

充電場所の比率としては今のところ自宅充電95%、外での充電5%くらいです。CHAdeMOならそこら中にあるし、テスラスーパーチャージャーなら15分くらいで満タンです。i3は航続距離が短いし充電速度も遅いので計画が重要ですが、モデル3は満タンで400km走れるし、今のところ充電で困ったことはありません。

一軒家なら10万以下で充電用コンセントが設置可能。

自宅充電の便利さも病みつきになる

おわりに

RX-8との別れは名残惜しかったですが、テスラ モデル3 との新しい生活は期待以上の楽しさです。先進技術、抜群の運動性能、維持費の安さ、そして未来的なデザイン…まあこれも数年もしたら古くなっていくのでしょうが・・・中身はアップデートで更新されていくので魅力も維持されるのかもしれない。

車好きの皆さん、EVに興味があればぜひテスラを試乗してほしいです。直管ロータリーが大好きで「EVなんてつまらんだろう」と思ってた自分がまさかEVに乗るなんて思いもしなかったですが、今のところ大満足しています。

クルマ屋さんが言うように50を過ぎたらまたMTのガソリン車に乗りたくなるのか・・・どうなるのか楽しみです。

この記事を書いた人

田舎に住むサラリーマンエンジニア。
クルマ、ルンバ、ガジェット、天下一品を人生の基軸にして生きてます。
愛知県在住|天下一品全国制覇中

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